防錆塗料/ネオシール(油性:New 高防錆塩害ブロックコート)

NS-3306M(艶消ホワイト)/希釈可能(粘度:90秒/IWATA CUP)
変性エポキシ樹脂塗料(油性1液型)
超速乾・防錆強大(SST1000h)・とまり最強・超速乾・塗料ミスト小

NS-3306Mの写真
容量
    4kg ※非常備品に付き受注後3日(営業日)以内に出荷
    15kg
用途
  • 貨物トラックを含む各種特装車(車両積載車、除雪車、散水車、環境整備車、液体運搬車、コンクリートミキサー車、消防車、キャンピングカー、ターレット型構内運搬車、カート、トレーラーハウス等)、建設機械、農業機械、産業機械、船舶、船舶搭載重機において活躍します。
  • 新車への防錆塗装(特に新車時からの防錆塗装が防錆効果を発揮します)
    冬期に融雪剤を散布する厳寒地域、及び、海に面した潮害(塩害)を受けやすい地域での使用が効果的です。シャーシ、床裏、ホイールハウス等。
  • 車検時シャーシ塗装の代わりに防錆塗装(錆びていても手遅れではありません)
    融雪剤(塩化カルシウム)、及び、潮害(塩害)を受けやすい地域、または鉄道沿線等の場所で活躍する各種車両への防錆塗装に効果を発揮します。多少、錆びた状態のままで塗装を行っても効果は絶大で決して手遅れではありません。
  • 塗り残し跡へのタッチアップ塗装に最適です。
    艶消し塗料なので、どの部分に使用しても色の境目が目立ちません。
  • プライマーとしての防錆前処理
    プライマー代わりに使用し、各種上塗りを行うことによる相乗効果にて防錆効果を更に高めます。
  • 各種パーツの組付け前の防錆処理塗装、及び、その他、防錆を行いたい金属全般に使用
特長
  • 従来商品に固執することなく、まったく新しい発想により開発した新商品です。 防錆にすぐれた変性エポキシ樹脂に加えて、サビに対して時間差でアタックする複数の特殊な防錆剤をブレンド配合し、ニ液タイプに匹敵する一液タイプを超越した防錆力(SST塩水噴霧試験1,000時間以上/60㎛)を有し、潮風や海水および融雪剤(塩化カルシウム)等による被害をものともせず、超長期に渡り保護します。
  • 防錆力に特化した塗膜となる成分(固形分)が非常に多く含まれ、隠ぺい性に優れ、塗料の使用量が従来よりも飛躍的に減少すると同時に、塗装に要する作業時間も大幅に削減でき、且つランニングコストが大胆に削減できます。特に使用量が多いユーザーからは「経費が大幅に削減できた」とご好評の声をたくさん頂いております。
  • 飛散が多くオーバースプレーになりやすいボデーシュッツガンを必要とせず、塗装効率の良い塗装器具(エアレス塗装機、エアースプレー、刷毛、ローラー)がご使用になれます。
  • 極めて乾燥が速く(超速乾タイプ)、塗料ミストが飛散している最中に乾燥し、他へほとんど付着しません。※塗膜はべたつかない完全硬化型の使いやすい塗料です。
  • エアレス塗装機・エアースプレー(口径1.8㎜以上)・刷毛等をご使用の場合は、無希釈で使用できます。希釈を行いたい場合は、エナメルシンナー > 塗料シンナー > ラッカーシンナーがご使用になれます。ただし、塗料のうすめ過ぎは防錆力低下の原因になりますのでご注意ください。※飛散が多く、オーバースプレーになりやすいボデーシュッツガンはもう必要としません。
  • 3種ケレン程度(上錆びを除去)の下地調整で錆びたままでも塗装が行えます。また、錆転換剤と比較しても、圧倒的、且つ、有効な防錆性能が期待できます。(当社比)
  • 本品を塗装した後、各種塗料の上塗り(重ね塗り)塗装が行えます。フタル酸樹脂塗料、アクリル変性樹脂塗料、2液ウレタン塗料、1液シリコン塗料、水性塗料等。
  • 非鉄金属(溶融亜鉛メッキHDZ-55、黒皮鋼板SS400、ガルバリウム鋼板、ステンレスSUS304、アルミ板A5052)への密着は良好です。 ※更に密着力を高めるにはサンディングを推奨します。
使用上の注意
  • 本品にラッカー系塗料の重ね塗りを行った場合、リフティング現象(塗膜のちぢれ)を起こす恐れがあります。重ね塗りを行いたい場合は、10日以上経過の後に行ってください。
  • 上塗り(重ね塗り)に関しまして、市販されているすべての塗料を検証することはできません。 必ず、目立たない箇所で異常がないことを確認した上で、ご使用願います。
使用方法
  1. 被塗物(塗装部位)の汚れ(土、油分、埃、錆)、及び、水分を除去してください。
  2. 塗料ミストは極めて少なく飛散しにくい塗料ですが、絶対に付着してはならない箇所へは、必ず、マスキングを行ってください。
  3. 希釈を行う場合は、うすめ過ぎに注意し、エナメルシンナー > 塗料シンナー > ラッカーシンナー等の溶剤を用い、塗装機の種類により適宜希釈を行い、必ず、十分な撹拌を行ってください。
    ※希釈目安/エアレス塗装機 : 0%、エアースプレー塗装 : 0~5%、刷毛塗り : 0~5%本製品には比重が重たい原料も含まれています。防錆性能を最大に発揮するためにも、十分な撹拌が必要です。
    ※特に錆びが多く見られる箇所への塗装を行う場合は、錆び内部への浸透力を高める為、多少塗料の粘度を低めに設定し、膜厚が60㎛以下にならないよう意識して塗装を行ってください。また、錆びの上に直接塗装を行う場合は、錆び部分への吸い込みを考慮し、厚めに塗装を行うことが必要です。(防錆力は塗膜の厚さに比例します)
  4. 初めて塗装する物(塗装膜)に対しては、塗装該当部位の一部でリフティング現象(塗膜のちぢれ)等の不具合の有無を確認した上でご使用ください。
  5. 塗装を行う際には一度に厚塗りを行わず、被塗物との距離を15~25cm程度、適宜距離を置いてスプレーし、20~30分程度のインターバル(塗装間隔)を目安とし、 少なくとも2~3回に分けて塗装してください。
    防錆効果は塗膜の厚さに比例しますが、極端な厚塗りは塗膜の割れや剥離の原因となる恐れがありますのでご注意ください。
  6. 塗料が飛散した場合は、SC-330(塗料ミスト除去剤/420ml・4L)をご使用ください。
  7. 常乾、酸化重合型の塗料です。使用後は必ず密栓を行い、冷暗所にて保管してください。
  8. 塗装後、機器の洗浄は、洗浄用シンナー等で速やかに洗浄してください。
  9. 本塗料の上に上塗り塗装(重ね塗り)を行う場合は、必ず、目立たない箇所で異常がないことを確認した上で、ご使用ください。
備考
  • 製品ラベルやパンフレットの注意事項を必ずご確認のうえご使用願います。
  • この使用方法は標準的なものを簡略しており塗装条件等により異なる場合がございます。